世界平和を願う

2003年12月14日
同じように生きるのに、辛い世界とそうでないのに辛くあろうとする世界、どちらを選ぶがよいかと考えてたらいつのまにか思考は58年も昔に及んでいて、選択の余地の無い当時の人間の、渦巻く感情に思いを馳せる。
歴史年表に大きく赤字で記される重大事件から丁度20年を経て生まれたわけなので、遠い世界の出来事のように思い学ぶべき真実を「嫌い」なんて馬鹿らしい言葉で覆い目を背けてきたが、今になって向きあってみる気になったのはいったいどうしたことだろう。それはともかく、決定的に時間が無い。あと20年も経てばいなくなる生き証人を有しているうちに唯一の被爆国である事実を認識しなおし、その姿勢で以って、今まさに現実に起こっているかつてと変わらないこの世界に臨みたい。考えなければならない、このことを。自らの生死を選択できるという事は至上の贅沢なのだ。

こんな風に、世界を考える。

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